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書籍

古本として販売可能なコンピューター書籍を仕分けるには? 73

ストーリー by headless
救出 部門より
本家/.「Ask Slashdot: Prioritizing Saleable Used Computer Books?」より

私は地元の図書館をサポートする古書店でボランティアをしている。私の仕事の一つに、寄贈された書籍の仕分けがある。5年以上前のコンピューター書籍の場合、販売用(ペーパーバックは50セント、ハードカバーは1ドル)に保存する、ほかの図書館の古書店に送る、無料で持ち帰り可能なカートに入れる、リサイクルに回す、のいずれかの処理になる。 時にはリサイクル用の回収箱から古紙扱いするべきではない書籍を救出することもある。最近では「PostgresSQL Essential Reference (2002)」と「Programming Perl (1996)」を救出している。これらはもう用なしの書籍だろうか。もちろんスペースに余裕はないのだが、こういった書籍を仕分けるのにどのような基準をあてはめればよいだろうか。

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  • by Dek (29866) on 2013年09月23日 21時22分 (#2464746) ホームページ

    こちらは残す本より返品しない本の基準だが。
    ・プログラミング言語やソフトウェア関係は新バージョンの本が入荷したら用済み。
    ・フォトショやMS Officeなんかだけは古いバージョンが意外と売れるので残す。
     (むしろ新バージョンが出るとアホみたいに入荷するのを間引くのが大変)
    ・K&R周辺の古典は残す。同様に名著とされるアルゴリズム本、DTMのMIDI基礎本なんかは残して置く。
    ・プログラミング入門本、「VS2010で入門」みたいなプラットフォーム限定ものは旬が過ぎたらすぐ返す。
    ・読み物系はレビューが落ち着いたら返品。流石に長々と置いておくスペースがない。
    ・500円でわかる系は出来うる限り返品しない。ムックなので期限になれば返しちゃうけど。
    ・Emacs Lisp入門やRubyを256本みたいなある意味「踏み外した」本はジャンル毎に厳選して一冊は残して置く。

    という風にやっていると店長に文句言われますw
    ちなみにうちはオライリーは扱ってませんでした。

    • by Anonymous Coward

      へー、畑違いの古書屋でも意外に吟味して管理してるんだな…と思ったら

      という風にやっていると店長に文句言われますw

      これかよw

      • by shibuya (17159) on 2013年09月23日 23時17分 (#2464782) 日記

        いやいや。
        (#2464772) は重大なを誤読なさっているようにお見受けします。

        こちらは残す本より返品しない本の基準だが。

        古書店に「返本」というキーワードはそぐわないと思います。
        元書店員PC棚担当氏さんは新刊書店におけるお仕事ベースの話を開陳なさったのではないでしょうか?
        元コメの‘古書屋’という言い回しには慣れてなくて落ち着けないので古書店と言わせていただきます。

        とミサカはJKお察しくださいで済むような重箱の隅をつつく指摘をして一撃離脱します。

        親コメント
  • 古本屋さんの値付けの基準を当てはめればいいんじゃないかな。
    /.jerにもお世話になった人がいるであろう、明倫館書店 [jimbou.info]みたいなところとか。

    --
    640GBはすべての人にとって未来永劫充分なメモリだ。
  • by jizou (5538) on 2013年09月23日 18時46分 (#2464677) 日記

    5年前っていうと、そろそろ歴史的価値しか無くなってくる本が多いと思うので、
    電子データ化して、本自体は古本屋行きでいいと思うけどなぁ。

    図書館で借りたいのは、本じゃなくて、中の知識なんだと思うけど。

    でかい建物をたてて、本を大事に置いておく必要はないと思っています。
    クーラーにあたるために、年寄りが座席を占有して居眠りしている場所なんて、
    維持するだけ無駄です。

    • なんでこの手の人の頭の中って文字の塊≡書籍なんだろう。
      ブックデザイン如何で書籍の価値はいくらでも変わるのに。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2013年09月23日 19時37分 (#2464701)

        コンピュータ書籍でデザインが問題になるものなんてあってもごく一部だろ。タイトルも読めないのか。

        親コメント
        • 可読性も検索性もデザインひとつで全然違うからね。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            >可読性も検索性もデザインひとつで全然違うからね。

            じゃあ電子化で問題ないね。

            • ちゃんとした紙に正しいレイアウトできちんと組んだ写植の可読性とか、
              ざっと開いて目当ての見当のとこを一瞬で開ける検索性とかに、
              如くようなデザインできてる電子書籍なんていまのところ無いじゃないの。

              親コメント
              • 最近の機器なら自炊のものでもそれなりに実現していると思う。
                スキャンなので、レイアウトや文字、デザインはそのままだし、
                普通の画像ビューアーでも見当つけて一瞬で開ける。
                OCR機能付ならそれに加えて強力な検索機能が使える。
                ディスプレイだって高め本を4冊買うくらいの値段で手に入る。

                あと、 (#2464733)に書いてある内容はKindleで読むような電子書籍の話で、「スキャンして」とは違うように思う。

                親コメント
              • by Anonymous Coward

                電子データにしておけば、レイアウトなどは改善する余地はあるよね。
                手間かけるだけの価値があればね。

              • あいまいな記憶をたよりに、ぱらぱら捲って探すときの検索性では、電子書籍は紙の本の足元にも及びませんよ。
                どんなにレスポンスがよくても、1ページずつしかめくれないのですから。

                そして自分の記憶のいい加減さを思い知るのです。

                親コメント
              • > あいまいな記憶をたよりに、ぱらぱら捲って探すときの検索性では、電子書籍は紙の本の足元にも及びませんよ。

                ぱらぱら検索に限っても電子化のほうが上だよね。
                縮小表示でざっと見たり、だいたいの位置に即時ジャンプしたり、ぱらぱらめくる機能だって最近は付いている。
                ある程度の量になると重量の問題で紙の本はぱらぱらは苦痛になってくる。

                ぱらぱらは紙の本という制限された環境内だから優位に立てる検索手段でしょ。
                制限を解除すればぱらぱらを含め多くの検索手段を使える。

                > どんなにレスポンスがよくても、1ページずつしかめくれないのですから。

                何を使っての感想?
                単に数年前の古いものか安価なブックリーダーに限定していえるでしょう。
                そりゃ便利な道具を見ないという前提なら何時までも紙の本が有利でしょうね。

                親コメント
    • by Anonymous Coward on 2013年09月23日 19時13分 (#2464690)

      何で本を電子書籍で読まなきゃいけないの? 他の手段はだめなの? 紙の本は罪悪なの?

      端末を持てない人はどうするの? 電池が切れたらどうするの?

      中の知識というならなおさら形式にこだわるべきじゃない。

      前にも書いたけど、本を読みたくても、調べ物をしたくても環境を持っていない人はいっぱいいるんですよ。その人達のためにも、図書館は知的空間として存在する。席を占領して寝たり新聞読んでる老人の問題はまた別なんですよ。

      この、電子書籍マニア達の電子書籍至上主義って見ていてほんと反吐が出る。

      親コメント
      • >中の知識というならなおさら形式にこだわるべきじゃない。

        じゃぁなんでもいいじゃん、"?"連発して反論するほどのモンでもなし。

        >この、電子書籍マニア達の電子書籍至上主義って見ていてほんと反吐が出る。

        コンピューター系の雑誌って時々アーカイブしたのをCDにして付録とかにしてた気がするけど、ああいうのにも反吐が出るよね。

        # s/電子書籍/"お好きな言葉をどうぞ"/g

        ただ、図書館サポートの古書店ボランティアさんが(勝手に)電子書籍化した場合に権利関係がどうなるのかってので揉めそう。
        図書館内だけで閲覧できるような仕組みにしとけばいいのかな。
        #国それぞれで法律が違うだろうし。

        親コメント
      • 紙だから置く場所に困ってこんな自体が起きるから,仕方なく電子化するんだろ
        本来なら捨てられるだけの本を電子化するんだから別に環境持ってない人も損しないじゃん
        いきなり発狂しないでください
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2013年09月23日 20時03分 (#2464712)

        ていうか何で本を大量印刷しなくちゃいけないの?
        他の手段はだめなの?写本は罪悪なの?

        あるいは、

        それ以前に、本を読みたくても、文字を読めない人はいっぱいいるんですよ。
        その人達のためにも、語り部は知的媒体として存在する。

        なんてね。活字本の登場がどれだけ過去の文化に影響を与えてきたか…

        誰も紙の本を否定したりしてないよ。
        ただ便利で都合のいい方法が選ばれるってだけのこと。

        なおさら形式にこだわるべきじゃない、ってのに100%同意。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        電子書籍端末を貸し出す図書館という試みはすでにありますよね?

      • by Anonymous Coward

        > 何で本を電子書籍で読まなきゃいけないの? 

        電子化したものを普通に印刷すれば? てか、今の本は全てと言って良いくらい電子→紙なのだが

          >他の手段はだめなの? 紙の本は罪悪なの?
        中略
        >反吐が出る。

        被害妄想とか、存在しない前提とか、結果が先にある考え方とか、、、

      • by Anonymous Coward

        何故こういう事を書く人間はブーメランなのを理解しないんだろう。
        ブーメラン内容は既に他の人が書いてるから割愛するが。
        自分至上主義で自分の考え以外は見えてないからだろうか。
        宗教にハマった人間と同じ臭いがする。

    • 5年前っていうと、そろそろ歴史的価値しか無くなってくる本が多いと思うので、
      電子データ化して、本自体は古本屋行きでいいと思うけどなぁ。

      図書館で借りたいのは、本じゃなくて、中の知識なんだと思うけど。

      理想論ですな。「中の知識」とやらを直接扱えるわけではない。
      図書館が貸し出せるのはメディアだけだ。
      印刷物メディアとデジタルメディアを比較するべき。

      今回の件だと、紙の本をデジタルデータ化したものは紙の本の劣化コピーでしかない。
      紙の本を残すか、スキャンの手間をかけるだけの価値があるなら電子書籍の購入も検討しよう。

      それ以前に、デジタルデータだけ手元に残して紙の本を横流し、なんて図書館がやったら大問題になりそうなので
      スキャンしたら元の本は処分することだ。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      電子データが破壊されたらどうするのですか?
      紙で読みたい場合は借りるたびに印刷する必要があるんじゃないでしょうか?

      • >電子データが破壊されたらどうするのですか?
        >紙で読みたい場合は借りるたびに印刷する必要があるんじゃないでしょうか?

        紙が燃えてしまったらどうするのですか?
        電子書籍で読みたい場合は閲覧しようとするたびにscanする必要があるんじゃないでしょうか?

        #不毛だ・・・

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        破壊されるのが怖いなら、すぐに電子化るほうがよいのに?

        > 紙で読みたい場合

        どういう理由で?

  • 十分な性能ということで枯れたのか、変容が止まったのか

  • by Anonymous Coward on 2013年09月23日 18時01分 (#2464659)

    明確な基準を作りたいと思っても作れません

    • by firewheel (31280) on 2013年09月23日 18時47分 (#2464678)

      同意。
      作られたソフトウエアの売値を、人月単価に基づいて決めるのと同じくらい、荒唐無稽な話。

      そもそも値段決めも自分でできないなら廃業するといいと思うよ。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        自分の狭い了見で無理っすというのは簡単だが、もし、ある程度の基準、ノウハウが何処かにあるのであれば、
        それはかなり有用なのは確かなので、探してみるという行為は無駄ではないですね。

  • by Anonymous Coward on 2013年09月23日 19時45分 (#2464707)

    とりあえずAmazonで売っている値段を調べる。中古品があれば、その値段も判る。
    ちなみに Programming Perl を調べたら、中古品のが高かった。何故?

    • by Anonymous Coward

      以前Amazonで買おうとした、ちょっと古めの画像処理の技術書もそんな状態でした。
      「せっかくだから俺はこの新品の本を選ぶぜ!」と注文したら、2ヶ月ほどしてAmazonから
      「全力を尽くしましたが調達できませんでした、サーセン」云々の取り消しメールが来ました。
      で、改めて見ると在庫ありのまま…。

  • by Anonymous Coward on 2013年09月23日 18時05分 (#2464662)

    旬な技術は腐るのも早いはずだから、再版回数が少ないとか… ありません?

    • by Anonymous Coward

      個々の本の奥付見たってそのタイトルの書籍がどれだけ刷られてるか分からんがな。
      初版本にはそれから後の情報は載らないのだもの。

      • by Anonymous Coward

        再版回数が調べられればいいですねっ。

  • 売る方も買う方も似たようなことしなきゃいけないので余計な手間がかかってますね。
    コンピュータ関連は買いたくなるような古本が少ない上に古いバージョンに基づいていると有害になることもあるから処分してしまった方がいいものばかりかも。
    アルゴリズムの解説本なら比較的長期間でも対応できるんじゃないでしょうか。
    効率的に過去のものでも間違っているわけではないので。

    • by Anonymous Coward

      《コンピューター関連》にはコンピューター・サイエンス(計算機科学)は入らないですよねっ。(゜ロ゜)

    • by Anonymous Coward

      古い本でも需要はあるのですよ。

      もう10年くらい前に導入したシステムを導入当時のまま使い続ける顧客のために
      関連する書籍は(保険の意味で)残しています。

  • by Anonymous Coward on 2013年09月23日 18時23分 (#2464668)

    タイトルに固有名詞が入ると安い

    • by Anonymous Coward

      "Programming Perl"は固有名詞が入るので安いけど、
      "Programming Pearls"なら一般名詞なので高い、的な。

  • by Anonymous Coward on 2013年09月23日 19時12分 (#2464689)

    基準を持っているんだからそのままでいいじゃない。
    ないしは、3番と4番を燃えるゴミに出すのを手助けして欲しいとか。

  • by Anonymous Coward on 2013年09月23日 20時29分 (#2464720)

    情報によって鮮度の影響が違うので一概には言えないが。

    一昨年だったかにあるWindows用のドライバを書いたけど、その時にはもう誰も読まないような
    ハードウェア関連の情報が載った10年前と15年前の古文書が大活躍した。
    基礎的な技術資料(Cやアルゴリズム、組み込み関連の書籍)の資料的価値は減りにくいと思う。

    逆にタレコミにあるような「PostgresSQL Essential Reference (2002)」と「Programming Perl (1996)」あたりは
    情報自体ナマモノ扱い、ソフトウェアのバージョンにも依存するうえ改訂が多いから新しい資料の方が良さげ。
    こんなのはトイレットペーパーにでもリサイクルすべきだと思うんだが。

    • Re:鮮度管理 (スコア:3, 参考になる)

      by ryochan (6714) on 2013年09月23日 23時16分 (#2464780)

      コンピュータ書籍の古典の判別が難しい、という例として、以下のような経験をしました。

      数年前、明倫館の路上(ワゴンセール)で「tercap & terminfo」が500円だったときには、即買いしました。
      http://ascii.asciimw.jp/books/books/detail/4-7561-0271-9.shtml [asciimw.jp]
      (というか、ASCIIにちゃんと詳細情報ページがあることにもびっくり)

      もう21年も前(英語版は25年前)の古典ですが、まだまだ内容は色あせてません。
      共著者の一人はO'Reillyの社長だったのですねぇ。

      明倫館でさえ、ワゴンセールに出てしまうような本ですが、termcap/terminfoに関する
      まとまった知識を得るにはまだこの本しかない、というものだと思います。

      これは「基礎的な技術資料」ということになるのでしょう。
      しかし、UNIXのことをよく知らないと、"termcap"のような聞きなれない単語の本であるために、
      「もう廃れてしまったソフトウェア」という判断を受けてしまったと思われます。

      一言で「基礎的な技術資料」とはいっても、判断は非常に難しいですよね…

      親コメント
    • by mtdra (35226) on 2013年09月23日 21時12分 (#2464740) 日記

      私もこの意見に賛成だな。

      極端な話だが、書籍になっているものは5年経てば全部捨ててよし、残すなら雑誌だろう。
      積み重なった歴史みたいなのは雑誌の方にある。
      整理された情報の書籍には、新しい版に古い情報も付いて来る。

      当然全部残せるならそれに越したことはないが、この件の現場はそうでないみたいだし。

      親コメント
    • by AliceYou (2190) on 2013年09月23日 23時53分 (#2464788) 日記

      ネットワーク関連で、規格の変遷や実装時の思想を
      追っかけるために、古書店では古い本を狙って買ってます。

      こういうのは特殊な例なんだろうなぁ。

      親コメント
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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